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キーワード「吉見義明」を含む投稿一覧

  • 河野談話

    2020/08/18
    11:01

    その後1992年1月11日、

    中央大学の吉見義明教授が、

    日本軍の関与を示す防衛庁図書館の資料を発見、

    朝日新聞に発表しました。

    その結果国は謝罪する方向へと傾いていきます。

     

    ● 1月12日、加藤紘一官房長官は日本軍の関与を認め、

     13日に謝罪談話を発表しました。

     

    ● 17日には訪韓した宮沢首相は

     日韓会談で公式に謝罪しました。

     

    1993年8月4日、

    政府はある程度の資料調査と

    韓国人慰安婦からの聞き取り調査をして、

    河野洋平官房長官は談話として

    下記の点を認めました。

    1. 慰安所の設置・管理・慰安所の移送については、

     日本軍が「直接あるいは間接にこれに関与」した。

    2. 慰安婦の「募集」は、「甘言、弾圧による等、

     本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり」  

     「官憲等が直接これに加担した」こともあった。

    3. 慰安所における生活は「強制的な状況の下での

     痛ましいもの」であった。

    4. 朝鮮半島出身の慰安婦の「募集」「移送」

     「管理」なども「甘言、弾圧による等、

     総じて本人たちの意思に反して」行なわれた。

    5. 従軍慰安婦問題は「当時の軍の関与のもとに、

     多数の女性の名誉と尊厳を傷つけた問題」あった。          

    6. 元慰安婦の方々には

     「心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」

    •  

    このように認めた上で、

    さらに談話では下記のように話しています。

    「われわれはこのような歴史の真実を

    回避することなく、

    むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。

    われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、

    このような問題を長く記憶に留め、

    同じ過ちを決して繰り返さないという

    固い決意を改めて表明する」

     

    この内容は一見すると

    誠意ある謝罪のようにも聞こえますが、

    国家はちょっと関与はしたが、

    主体はあくまでも民間業者である。

    そして軍や国家が組織的にやったことではない。

    だから国家の国際法上の犯罪ではないという見解です。

    ですから政府は謝罪の意を表したが、

    賠償はしないと言う立場を取りました。

    民間主体に行なったことだから

    政府は金を出さないが民間に基金を作って

    償い金を出そうとしたのです。

    そして歴史研究、歴史教育もその後の

    歴史教育に生かすどころか、逆行さえしています。

    その見解は今も生きていて、

    「お詫びと反省」は政府や国民の

    共通認識になっていないようです。

     

    しかもその後はこの河野談話を

    否定する政治かも出てきています。

    ● 永野茂門元法務大臣の発言  

     1994年5月7日 朝日新聞

     ・・・・慰安婦は当時の公娼であって、

     それを今の目から女性蔑視とか、

     韓国人差別とかは言えない

    ● 奥野誠亮元文部大臣(明るい日本国会議員連盟会長)発言  

     1996年6月

     ・・・慰安婦は商行為に参加した人たちで、

     強制ではなかった。

     公娼だった。

    ● 藤岡信勝東大教授(自由主義史観研究会代表)の論文    

     「諸君!」1996年10月号

      ・・・・彼女らは売春婦と呼ばれるべき存在だった。

      つまり彼女らは「人類の最古の職業」に従事していたのだ。・・・・

      戦地の舞台をお客とする娼婦が公娼制度の

     一環に位置することはいうまでもない。

    ● その後は櫻井よしこ氏、小林よしのり氏、

     ・・・多くの政治家と続き、

     最近では安倍首相や橋下氏の発言が有名です。

     

    そして政府はこの官房長談話で調査を終了したとして

    それ以降調査する努力を中止し、今に至っています。

     

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