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キーワード「基準値」を含む投稿一覧

  • 恒常性保持機能の巾と回復力

    2020/10/09
    16:43

    自律神経のところでも書きましたが、

    私たちの身体は身体内部の変化や

    外部の環境変化に対して

    かなり広い範囲で自動的に対応しています。

    この働きを恒常性保持機能(ホメオスタシス)と言います。

    環境の変化は気温、湿度、急な驚き、

    怪我などがありますが、

    ここでは身体内部の変化について考えて見ます。

     

    ◎内部の変化   

     食事の後には当然ですが血糖値、

     コレステロ-ル値、血圧などは変動します。   

     この変動を健康食品で抑えようとする

     宣伝がありますが、実は変動するのが

     正常なのです。

     変動しなければ困るのです。

     この変動を自動的に元に戻すのが

     恒常性保持機能です。   

     運動した後の疲労も同じことで、

     疲労するのが正常で

     元に戻すのが恒常性保持機能です。

     又、血圧・血糖値・コレステロ-ル値・

     尿酸値等は身体の状態もその人なりに一

     定の基準があります。

     家族性、遺伝性、体質など色々と

     表現されますが、一人ひとり皆違います。

     それなのに健康診断などで血圧や

     コレステロ-ルや血糖値が基準値より

     高かった場合、薬で基準値に

     近づけようとします。

     このこと自体が内部変化を

     起こしていることになります。

     しかし何か特別な病気があれば別ですが、

     多くは数値が高い方がその人では

     正常値な場合があります。

     その場合薬を使って強引に下げても

     恒常性保持機能が働いて、

     本来の自分の数値に戻ろうとします。

     つまり薬に抵抗するのです。

     するとあまり効果が出ないので、

     さらに薬の量が増えることになります。

     

     その他あらゆることに恒常性保持機能は

     自動対応しています。

     高齢者になるとその恒常性保持機能の

     巾が狭くなり、さらに回復時間が

     延びるようになります。

     若者と比較すると

      ◎急激な気温の変化に追いついていけなくなる   

      ◎疲れやすく、疲労がなかなか抜けない   

      ◎驚いたときに興奮しなかなかさめない   

      ◎食事の後の体内基準の変化がなかなか元に戻らない

      ◎病気になっても回復に時間がかかる

    これらは病気でない限り、

    基本的には加齢によるもので

    仕方がないことです。 

    しかし高齢者はこの加齢の状態を

    健康食品で何とか補正しようとしているのが

    現状だと思います。

     

     

     

     

     

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  • ベクレルについて

    2020/06/20
    11:37

    物質から何本の放射線が出るかの単位ですが、一応の基準があります。

    物では1Kg当たり1秒間に何本放射線が出るかをベクレルと言っています。

    液体の場合は1リットルで計算します。

    厚生労働省のベクレル基準値を一覧にまとめました。

    Bqとはベクレルです。

    福島の事故が起きる前は食品、水は一律にKg(L)当たり10Bqでした。

    事故のあとの3月17日に暫定基準が決められ、

    一段落した2012年の4月から新基準がスタ-トしました。

    基準にはヨウ素やウランやプルトニウムも書かれていますが、問題になっているセシウムで整理しました。

    水道水に関しては国は特に基準を設けていなくて飲料水として従来は一律10Bqにしていますが、

    一応 WHO(世界保健機構)が水道水に関しては1Bqなのでそれに準じています。

    ですから日本中の水道は1Bq以下だと思われます。

      食品名

    暫定基準値 2011.3.17

      (放射性ストロンチウムを含む)

    新基準値 2012.4.1

     (ストロンチウム・プルトニウムを含む)

    飲料水・

    200Bq

    10Bq

    牛乳・乳製品(乳児用を除く)

    乳児用食品

    200Bq

     

    50Bq

    50Bq

    野菜

    穀物

    肉・卵・魚・他

    500Bq

    500Bq

    500Bq

    100Bq

    100Bq

    100Bq

    食品や水が以前一律10Bqだった事を思えば新基準で厳しくしたとはいえまだ高いです。

    昔の基準は何だったのかと考えるとやはり10Bqに戻すべきだと思います。

    注:1 基準値は状況で変わりますのでご注意ください

      2 アルファ線やベ-タ-線は粒子なので飛び出す本数が分かりますが、

         ガンマ線は電磁波なのでベクレルは使用しません。

     

    「1ベクレルの放射線ではどの位の放射性物質の数が必要か」

    どの位放射性物質があれば1ベクレルつまり1秒に1本のの放射線が出るのでしょうか?

    半減期が関係します。

    半減期が1秒の物質が1000個あれば

    1秒で半分になりますから、1秒で500本の放射線が出ます。500ベクレルです。

    半減期が10秒なら、10秒で半分になりますから10秒で500本

    1秒で50本、50ベクレルです。

    そうすると半減期の長い放射性物質が1秒に1個の放射線を出すためには

    かなりの数が必要になります。

    一覧表を作りました。

    一番右側の必要な数を見てください。

    半減期で半分になるので、実際の数は半減期までの秒数の倍になります。

    ヨウ素-131で約138万個、セシウム-134で1億2千万個以上です。

    1kgの野菜や1リットルの水からヨウ素-131が1ベクレルの放射線を出すには、

    そこに138万個あるということですし、10ベクレルでは1400万個もヨウ素-131があるのです

    そう考えると簡単に10ベクレルや100ベクレルと言いますがすごい量です。

    プルトニウム-239では半減期2万年以上ですから、

    天文学的な数がないと1Bqの放射線も出なく、検出さえできない事になります。

    逆に考えるとプルトニウムを検出したという事は膨大な数があることになります。

     

    ●1ベクレルに必要な放射性元素の数

    放射性元素名

    半減期(約)

    半減期までの秒数

    1ベクレルの放射性元素の数

    ストロンチウム-89

    55日

    4,320,000秒

    8,640,000個

    ストロンチウム-90

    29年

    914,544,000秒

    1,829,088,000個

    テルル-132

    3日

    259,200秒

    518,400個

    ヨウ素-131

    8日

    691,200秒

    1,382,400個

    キセノン-133

    5日

    432,000秒

    864,000個

    セシウム-134

    2年

    63,072,000秒

    126,144,000個

    セシウム-137

    30年

    946,080,000秒

    1,892,160,000個

    バリウム-140

    13日

    1,123,200秒

    2,246,400個

    プルトニウム-238

    88年

    2,775,168,000秒

    5,550,336,000個

    プルトニウム-241

    14年

    441,504,000

    883,008,000個

     注:セシウム-134では1kgの野菜に1億2千6百万も付いていないと1ベクレルにならないのです。

     

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