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キーワード「女子挺身隊」を含む投稿一覧

  • 地域別・韓国

    2020/08/29
    11:39

    強制、半強制にかかわらず、

    朝鮮半島からは大量の慰安婦が動員されました。

    このことは日本の植民地支配があって

    初めて可能になったことです。

    もともと朝鮮の伝統社会では、

    日本の遊郭のように権力に守られた

    売春産業はなかったといわれています。

     

    ● 植民地支配の過程で・・・・

    1. 様々な形の風俗産業、

     公娼制度が日本から持ち込まれ、

     同時に植民地の弱みに付け込んで 

     人身売買、誘拐、詐欺などの

     動員手段が行なわれるようになりました。

    2. 日本帝国は支配を拡大すると、

     支配地域に女性を供給するために

     朝鮮内の売買春システムがより強化されて、   

     満州、サハリン、台湾地等に動員されました。

    3. アジア太平洋戦争が始まると、

     完成したシステムをフルに利用して、  

     強制、半強制の従軍慰安婦の

     大量動員が可能になったのです。

     

    本来ならば売春業を取り締まるはずの警察

    (公娼制度では必ずしもそうではありませんが)が、

    業者と結託しています。

    特に非支配国民でしたから警察はより癒着し、

    女性は弱い立場におかれていました。

     

    警察の行き過ぎを戒めた通牒があります。

     

    ● 警第702号「芸娼妓酌婦逃走者取扱に関する件」   

        朝鮮警察協会 1926年8月18日(原文カナ)

     従来、芸娼妓・酌婦・雇女等逃走するとき、

     抱主または雇主からの願出に対し、

     警察官吏公力を行使して、

     これを取り押さえ出願者に引き渡すむきもある。

     これは単なる民事上の契約違反に付き、

     強制がましき措置に出るのは穏当ではないし、

     ともすれば警察の立場を誤解せらるる懸念もある。

     

    朝鮮半島ではありとあらゆる名目を考え出して

    朝鮮人を動員したのですが、

    多く使われた名称は「○○挺身隊」でしょう。

     

    「挺身隊」

       ◎農村挺身隊

       ◎内鮮一体挺身隊

       ◎国語(日本語)挺身隊

       ◎報道挺身隊・・・・

     これらの挺身隊は男性中心で

     組織されましたが、

     1943年以降は女子の挺身隊も準備されました。

       ◎婦人農業挺身隊

       ◎特別女子青年挺身隊

       ◎女子救護挺身隊

       ◎女子勤労挺身隊

     女子の場合はこれらの挺身隊とは別に

     処女供出と言う言葉が使われたり、

     別の言葉も使われました。

       ◎各種女子挺身隊

       ◎慰問団

       ◎歌劇団

       ◎慰安婦募集(ずばりこのままの応募広告もありました)

     

    このように色々な言葉が使われていたので、

    韓国では一括して、日本軍の慰安婦問題を

    「挺身隊問題」と呼ぶ事が多くなっています。

     

    2002年11月現在で自ら申告した

    元慰安婦は205人になっていますが、

    そのうち生存者は137名になってしまいました。

    彼女たちの年齢を考えると一刻も早い解決が必要です。

     

    ● 水曜デモ

     日本ではあまり報道されませんが、

     韓国にある日本大使館前で毎週水曜日に

     元慰安婦や支援者が中心になって

     デモが行なわれています。

     1990年に挺対協(挺身隊問題対策協議会)が結成されて以来、

     日本政府に慰安婦問題について

     解決を求め続けてきましたが、

     一向に誠意ある解決がされないため、

     解決されるまでと言う期限付きで始まったデモです。

     1992年1月8日にスタ-トしましたから、

     既に1000回を超えています。

     2011年12月14日は1000回目と言うことで

     過去最大のデモになりました。

     日本の多くの国会議員も参加や協力をしています。

      民主党  

       今野東 稲見哲男 大河原雅子 大島九州男 

       那谷屋正義 工藤仁美 櫛渕万里

      社会民主党  

       福島瑞穂 服部良一

      日本共産党 

       高橋千鶴子 紙智子

      沖縄社会大衆党  

       糸数慶子

      2014年1月8日水曜デモは22年目、

     1108回目となりました。

     

    挺対協が調査した資料を見てみます。

        

     「証言 強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」1993年

    ● 8万人から20万人と推定される慰安婦のうち、

     朝鮮人慰安婦が圧倒的多数と思われる。

    ● 調査した内、1人だけ連行前に結婚した経験があったが、

     その人も連行した時点では単身でソウルにいた。  

     残り全員が未婚で、 処女であったと判断される。

     遊郭出身者はいなかった。

    ● 年齢 16歳未満が3人、

     残りも16~7歳に集中している。

    ● 連行した人と方法

     軍や国の文書で

     動員方法を具体的に説明する資料はないが、

     実際の聞き取り調査では連行したのは、

     民間人、官勧誘、軍人、憲兵、軍属である。

     また連行方法としては暴力、就業詐欺、

     誘拐、拉致、売買などどなっており、

     ほとんどが強制連行となっています。

      注:日本が当時加入していた国際条約に

        「醜業を行はしむる為の婦女売買取締に

        関する国際条約」がありましたが、

        その第2条は「他人の情欲を満足せしむる為、

        醜業を目的として詐欺に依り又は

      暴行、脅迫、権力乱用其の他一切の

      強制手段を以て成年の婦女を勧誘し誘引し

      又は拐去したる者は・・・・

      罰せらるべし」となっています。

      尚、第1条では、未成年の場合は

        たとえ本人の承諾を得ても罰せらるなっています。

    ● 連行された時期

     1933年に満州に出来た軍慰安所で

     朝鮮人慰安婦が多数いたという記録があるが、 

     挺対協が調査範囲では1936年が最初になっている。

    ● 連行された場所

     日本軍が駐屯した全てのところで、

     満州から南洋群島までを軍隊と共に移動した。

    ● 給料

     慰安所の規定では利用料金が決まっているが、

     ほとんどが貰っていない。

    ● 戦後の帰還

     終戦時日本軍が連れて帰還した例は稀で、

     ほとんどは放置され自力か

     米軍の助けによって帰還した。

     

     

    村山政権時に発足した

    「女性のためのアジア平和国民基金」は

    2002年5月1日に償い金支払いが終了し、

    約30人の女性が受け取ったとされています。

     

    つづきを読む

  • 海軍の毒ガス生産量

    2020/07/31
    17:02

    前の項目にも書きましたが

    毒ガス製造は陸軍に目立ちます。

    それでは海軍ではどうだったのかというと、

    海軍は相模の海軍工廠で製造していました。

     

    ●相模原海軍工廠

     相模原海軍工廠は1930年に移設された

     海軍技術研究所・化学研究部第2科

     平塚出張所からスタ-トしました。

     1942年に昭和産業寒川工場を買収して

     規模を拡大しました。

     主とした業務は毒ガス兵器・防毒兵器のほか、

     発煙剤・焼夷剤・船舶用消火剤・

     防空気球・潜水艦用発泡剤などの製造です。

     工場では約3,000人の学徒動員・女子挺身隊など

     強制連行された朝鮮人が働いていました。

     

    海軍と陸軍とでは毒ガスの呼び方が異なっています。

    まず通称の比較の表です。

    ●毒ガスとその通称

    毒ガス名

    海軍

    陸軍

    クロルアセトフェノン

    1号特薬

    みどり1号

    ジフェニル・シアンアルシン

    2号特薬

    あか1号

    イペリット

    3号特薬甲

    きい1号

    ルイサイト

    3号特薬乙

    きい2号

    青酸

    4号特薬

    ちゃ1号

    ホスゲン

     

    あを1号

     

    海軍での毒ガス生産量は資料不足ですが、

    米軍の資料から生産量と弾薬量の2つを見てみます。

     

    ●海軍の毒ガス生産量(単位:メ-トルトン)

     日本軍の化学戦に関する情報報告 

     第3巻 日本軍による化学戦資材の生産から

     アメリカ極東陸軍総司令部主任化学将校室

    1946年3月1日

    年

    イペリット(ドイツ式)

    ルイサイト

    ジフェニ-ルシアンアルシン

    クロロアセトフェノン

    計

    ~1941

    30

    5

    30

    20

    85

    1942

    80

    5

    50

    20

    155

    1943

    200

    5

    40

    40

    285

    1944

    190

    5

    0

    40

    235

    1945

    0

    0

    0

    0

    0

    計

    500

    20

    120

    120

    760

     

    ●海軍の毒ガス弾生産量(単位:発)

    兵器名

    種類

    1941年

    1942年

    1943年

    1944年

    1945年

    計

    12センチ砲用型薬缶

    糜爛性

    7000

    3000

    0

    0

    0

    10000

    12.7センチ砲用〃

    〃

    5000

    4000

    0

    0

    0

    9000

    14センチ砲用〃

    〃

    4000

    3000

    0

    0

    0

    7000

    15センチ砲用〃

    〃

    3000

    4000

    0

    0

    0

    7000

    60kg爆弾〃

    〃

    0

    0

    0

    35000

    600

    35600

    60kg1号2号爆弾

    クシャミ性

    0

    2000

    0

    0

    0

    2000

     

     

    19000

    16000

    0

    35000

    600

    70600

     

    日本の資料には敗戦時の製造施設の

    一覧表がありますので記載します。

    民間企業の分も含まれています。

     

    ●敗戦時における相模海軍工廠毒ガス製造施設成況

              「相模海軍工廠」刊行会編 1984年

    施設種類

    工場名

    能力(トン)

    完成期日

    1号中間薬

     アセトフェノン

    相模工廠

      平塚分工場

    年  150

    昭和11年

    〃  300

    〃 12年

    1号特薬

     塩化アセトフェノン

       同上

    〃  360

    〃 13

    2号中間薬

     フェニル亜砒酸

       同上

    〃  450

    〃 13

    2号特薬

     ジフェニル・シアンアルシン

       同上

    〃  240

    〃 13

    3号中間薬

     オクゾ-ル

       同上

    〃   60

    〃 13

    同上

    旭電化工業

      屋久工場

    月額   20

    未完

    同上

    三井化学工業

     三池染料工業所

    〃    20

    未完

    同上

    東洋製薬化成

      出来島工場

    〃    10

    未完

    3号特薬甲

      相模工廠

    年額 1,000

    昭和19年

    3号特薬乙

     ルイサイト

    相模工廠

      平塚分工場

    〃    60

    〃 14年

    *軍の工場だけではなく民間会社も

     毒ガスの製造に関わっていたことがわかります。

     

     

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