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キーワード「慰安婦は商行為」を含む投稿一覧

  • 慰安所の形態と収入

    2020/08/23
    13:20

    形態がどのようなものであったかは、

    軍が意識的に区別して作ったわけではないので、

    分類がきちんと出来ている訳ではありません。

    その時の緊急度、必要性、事情によって

    臨機応変に作ったのです。

      ☆大都市か田舎か

      ☆駐屯部隊用か、通過部隊か

      ☆部隊だけの専属にするのか

       一緒に戦地を連れて歩いた

       最前線に出張した(出張慰安婦)

      ☆将校用か、兵隊用か、軍属用か、

       一部民間人が利用するか(現地商社の駐在員)            

       将校用は日本人慰安婦が多く、

       料亭という形式が多かった

     

    資料が不足しているので、

    どの慰安所がどの形態であったのかを

    きちんと分類する事は出来ません。

    さらに収入があったのかなかったのか、

    強制か任意か・・・・このあたりも

    正確には分かりません。

    しかし軍がどのよう様な形式を取ったにせよ、

    被害にあった女性から見ると同じ事です。

    軍という国の組織が起こした事として

    きちんと理解するために、

    軍慰安婦を含む性暴力全体の形態を

    私なりに整理したいと思います。

    このレポ-トの中には色々なケ-スが

    混ざって含まれていますので

    読み取っていただければ幸いです。

    1. 軍直営のもの

     従軍慰安婦のことを否定する人たちは

     「名誉ある日本軍が慰安所など作る筈がない、

     全部民間でした事だ」と言います。

     しかしこのレポ-トの随所に

     軍直営と言う言葉が出てきます。

     ● 独立攻城重砲兵第2大体長の状況報告   

             1938年1月20日(原文カナ)

      慰安設備は兵站の経営するもの及び

      軍直轄部隊の経営するもの2ケ所ありて、

      定日に幹部引率のもとに

      概ね1隊1時間の配当なり。

      衛生上の検査の為軍医をして

      あらかじめ立会い点検せしめつつあり・・・・

         注:軍の兵站部が経営と、

           軍直轄の2ケ所で、

           いずれも軍の経営です。

     ● 在留邦人の各種営業許可及び取締に関する

         陸海外三省関係者会同決定事項

      陸海軍に属する酒保および慰安所は

      陸海軍の直接経営監督するものに付、

      領事館は関与しない

    2. 軍が管理、統制して

     民間業者に経営を委託したもの(軍直営に近い)

     ● 軍慰安所従業婦等募集に関する件 1938年3月4日

      将来これらの募集にあたりては、

      派遣軍において統制し、

      これに任ずる人物の選定を周到適切にし、

      その実施に当たっては関係地方の

      憲兵及び警察当局との連携を密にして・・・・

     ●上海の慰安所「海之家」の元経営者家族の話

      (経営者は)元海軍の軍人で戦艦「浅間」に乗っていた 

      上海の虹口で煮豆屋をやっていた 

      1939年に海軍から慰安所経営の話を持ちかけられた

      海軍との契約           

       1. 毎月、海軍に家賃として5円支払う事

       2. 海軍特別陸戦隊の軍属専属の慰安所とする事

       3. 慰安所の必要な物資は海軍が提供する

       4. 慰安所の所有権は海軍にあり、経営権を委任する

      注:これは内容的には軍直営と同じですが、

        経営だけを業者にさせているケ-スです。

    3. 民間の売春宿を軍が契約、指定したもの。

     これも軍が主導しています。

     ● 1937年11月20日、

      陸軍省は玉ノ井、亀戸など数ヶ所の

      銘酒組合長を集めて

      「軍のために接待婦を至急集めて

      戦地に渡って もらいたい。」

      つまり軍に代わって慰安施設を

      作ってもらいたいと要請しました。

      これに答えて1938年1月、

      玉ノ井銘酒組合長・ 国井茂は

      53名の娼婦を集めて上海に渡り、

      呉松、南翔、南市で開業しました。

     

    以上が軍としての正式な慰安所でしょう。

    そして以下の形態が多くの問題になっているものです。

     

    4. 前線で現地の連隊、大隊、中隊の

     責任者が臨時に作ったもの

     ● 現地人の幹部に命令して女性を集めたケ-ス

     ● 日本軍自らが女性を連行して集めたケ-ス

    5. 勝手に拉致連行して作った、いわゆる強姦所

     村を襲撃し、皆殺しにして、

     女性だけを閉じ込めて長期間強姦したケ-スです。

     中国でも東南アジアでも

     全期間に渡って多発しました。

    6.強姦

     慰安所ではありません。

     ただ手当たり次第に強姦をしたケ-スです。

     日本軍の特徴と言えます。

     

    「慰安婦は金儲けをしたか?」

    いまでも「沢山金を儲けた慰安婦がいる」

    「慰安婦は商行為だ」という人がいます。

    これは一般の民間売春宿と

    混同しているものと思われます。

    売春宿は公娼制度ですがやはり性差別です。

    もっとも自由時間があってお金を貰えるなら

    収入があっても当然かもしれませんが?

    しかし軍の慰安所は違います。

    外出等の自由意志もない強制労働です。

    軍直営や民間との委託や契約した

    いわゆる正式な(?)慰安所では、

    慰安所利用規定があり

    兵士は支払いをしています。

    しかし韓国の調査では

    慰安婦は19人中3人しか金銭を得ていません。

    強制連行された上にその

    費用が借金として残ったり、

    国防献金で取り上げられたり、

    軍票で貰ったり、

    軍事郵便貯金に貯金させられたり、

    敗戦のどさくさで・・・・等で

    金銭を得ていない人が相当いるのです。

    正式な(?)慰安所でもそうだったのですから、

    臨時の強姦所や単なる強姦では

    お金は支払われていません。

    そしてその方が圧倒的に多かったと思います。

     

     

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