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キーワード「血圧基準」を含む投稿一覧

  • 現在の血圧基準

    2020/10/26
    16:22

    男女や年齢の差を一切考慮しないで

    基準を設けることは

    あまり意味のあることではありません。

    アメリカのフラミンガム市の

    「個人ごとの心疾患の発生率を予測する調査」では

    各項目で男女や年齢別の数値が設定されています。

     

    昔の日本では最高血圧は

    年齢プラス90位までは大丈夫とされてきました。

    それが何回かの改正をへて

    今の基準になってきたのです。

    年々基準が厳しくなっています。

    その結果薬の使用量が増え

    医療費の増加につながっているのです

     

    ●  厚生省 1987年基準「老人保健法による健康診査マニュアル」

    異常を認めず

     

       要指導

     要医療

     

      (a)

     (b)

    最高血圧 ~139

    最低血圧  ~89

    140~159

    90~94

    160~179

    95~99

    180~

    100~

     

    ●  降圧目標の変化(高い血圧を治療してこのくらいにするという目標です)

     

     

    2000年

    2004年

    最高血圧

    最低血圧

    最高血圧

    最低血圧

    80歳以上

    160~170

    90

    140

     

     

    90

     

     

    70歳以上

    150~160

    90

    65歳以上

    140

     

    90

     

    若年・中年者

    130

    85

    130

     

    85

     

    つづきを読む

  • 血圧基準の変移

    2020/10/26
    11:31

    昔は水圧が低いとアパ-トの3階で

    水がチョロチョロしか出ないなんていう事が良くありました。

    あまり水圧が高くても

    古い水道管だと水漏れしたり、

    ホ-スが破けたりします。

    血圧も同じことです。

    あまり低いと血の巡りが悪く

    栄養や酸素が身体の末端まで行き渡りません。

    かといってあまり高いと

    血管が破れ出血を起こす可能性があります。

    ではどの位の血圧が妥当かと言うことになりますが、

    年齢により血管の丈夫さも変わりますし、

    肥満で血管を圧迫している

    場合もあるのでなかなか難しい問題です。

    一応WHOや国では基準を設けていますが、

    どういう訳か日本では年々基準が厳しくなってきています。

    まずは1990年からの基準の変化を見てみます。

     

    検査基準の変化

    ●  1990年 高血圧診療の手引き

     ◎治療の対象  

       下が90 mmHg以上の場合

        下が90 mmHg以下で上が常時170~180 mmHgの人

       治療はまず、非薬物療法を行い、

       降圧剤は少量で開始、徐々に降圧を図る

     ◎降圧の目標は 

      下が90 mmHg未満

      上が60歳代で 140~160 mmHg  

        70歳代で 160~180 mmHg

     注:この頃は170 mmHg以上の人が治療対象でした。

       そして治療目標は70歳代で160mmHgだったのです。

     

    ●  1999年 国際高血圧学会の指針(高血圧患者は1800万人)

     高血圧   

      上160 mmHg以上もしくは

      下が95 mmHg以上 約1800万人

     境界域   

      上140~159 mmHgもしくは下90~94 mmHg

     正常血圧  

      上140 mmHg未満  下90 mmHg未満

     注:この時点では140までの人を正常、

       160以上を高血圧としていました。

       その中間の140~159は境界域として

       高血圧とはしていませんでした

     

    ●  2000年 高血圧治療ガイドライン

     ◎治療の対象

      80歳代では積極的な治療を行なうべきである

      70歳代   上が160~170 mmHg以上

           下が90以上

     治療目標

      上が160 mmHg        

      下を90 mmHg未満 

      緩慢な降圧に心掛ける

     注:治療はやはり160以上です。

     

    ●  2004年 高血圧治療ガイドライン(高血圧患者は5000万人)

     ◎治療の対象

       いずれの年齢でも上が140 mmHg以上

               下が90 mmHg未満

     注:このときから140以上が高血圧になりました。

       そして高血圧患者は一挙に5000万人になりました

     

    メタボ検診も含め日本の高血圧基準は

    日本高血圧学会がリ-ドし、

    そこの発表の「高血圧治療ガイドライン」が標準とされています

    ●  高血圧治療ガイドラインの変化

    ~1999

    2000

    2004

    2009

    年齢

    最大

    最小

    年齢

    最大

    最小

    年齢

    最大

    最小

    年齢

    最大

    最小

    <70

     

    <160

    <95

    <60

    <130

    <85

    <65

    <130

    <85

    <65

    <130

    <85

    60~69

    <140

    <90

    65<

    <140

    <90

    家庭

    <125

    <80

    70<

    <180

    <100

    70~79

    <150

    75<

     

    <140

    <90

    65<

    <140

    <90

    80<

    <160

    家庭

    <135

    <85

     

    ●  そして2014年ガイドラインを見直して

     少し基準をゆるくしました。

    2014年

    年齢

    最大

    最小

    <75

    <140

    <90

    家庭

    <135

    <85

    75<

    <150

    <90

    家庭

    <145

    <85

     

    2014年に発表された日本人間ドック学会の

    基準が波紋を呼びました。

     

    ●  2014年4月5日 

     日本人間ドック学会及び健康保険組合連合会

    正常の範囲   上 88~147mmHg

            下 51~94mmHg

     

    従来の高血圧学会の基準と比べると

    大幅にゆるくなっています。

    国や各医療機関は相変わらず

    従来の考え方をしていますので混乱していますが、

    身体を見ている専門の日本人間ドック学会の

    発表は信頼性があります。

    1999年国際高血圧学会の指針では

    高血圧患者が約1800万人、

    高血圧治療ガイドライン2004年では約5000万人、

    単純にいって5年で3200万人患者が増えたことになります

    もし国がこの基準を採用すれば

    大幅な医療費の削減につながりますが、

    かなり反対が予想されます。

     

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