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キーワード「解熱剤」を含む投稿一覧

  • 感染から重症化にいたる経緯と仕組み

    2021/02/06
    10:05

    報道は毎日検査の陽性者の人数と、重症化や死亡のニュ-スが主です。

    発症した直後にどのような治療がされたのかが報道されません。

    おそらくは医療機関でも個人でもすぐに解熱剤を投与していると思います。

     

    PCR検査から重症化までの流れを少し整理します。   

    ◎陽性になってから、重症化及び死亡に至るまでの経緯です。

       PCR検査陽性

       感染

       発症

       治療

       重症化

       死亡

     

    「PCR検査陽性」

    報道では毎日のようにPCR検査による陽性者の数字を

    感染率として発表しています。

    ウイルス陽性とはウイルスがそこにいたということで、感染とは違います。

    私たちの身体は外側も体内も微生物が一杯いて共生しています。

    腸内細菌が有名ですが、腸内細菌に感染したとは言いません

     

    「感染」

    たとえPCR検査で陽性と出ても、

    基礎免疫や抗体のある人は感染しないか、

    感染しても気が付かないうちに治ります。

    そして運悪くウイルスが侵入すると感染という状態になります。

    身体は感染を察知すると免疫力ですぐに戦う準備に入ります。

    まずは発熱して、時間稼ぎをしてその間に各種免疫を作動させます。

    これら発熱や免疫の仕組みを総称してサイトカインといいます。

     

    「発熱」

    ウイルスが身体に侵入すると感染です。

    免疫力や発熱で戦います。

    新しいウイルスではまだ身体に抗体がありませんので、

    対処に時間がかかります。

    その為にまず発熱してウイルスと闘いながら免疫力の作動開始を待ちます。

    発熱はウイルスの活動つまり増殖を押さえたり、

    ウイルスを殺すので非常に重要なことです。

    そのため熱は38℃~40℃以上にもなります。

    40℃以上の高熱の場合、動物実験では約6時間でウイルスは死滅します。

     

    「安易な解熱」

    感染初期の発熱は大切なのですが、

    私たちは心配ですぐに解熱剤を使用します。

    おそらく医療機関でも対処として熱を下げようとしていると思います。

    しかし感染初期に熱を下げると、

    ウイルスは死滅しないで生き残ってしまいます。

    そして再び増殖し活動はより活発になり、再び発熱します。

     

    「再発熱」

    身体の防衛を突破しての感染拡大ですから、

    増殖したウイルスは安心して全身に広がります。

    そして身体は活発なウイルスと戦うため最初の発熱よりさらに高く発熱します。

     

    「感染の拡大」

    増殖した新型コロナウイルスは血中のACE-2と一緒に全身をまわり、

    全身の細胞に感染します。

      →肺細胞、筋肉細胞、脳細胞、味覚細胞、腸、免疫細胞・・・・・

    このことが色々な後遺症に関係していると思われます。

    高齢者、基礎疾患のある人、薬を多く飲んでいる人は、

    ACE-2が増えているので不利になります。

     

    「重症化・サイトカイン暴走」

    感染が拡大して重症になると、

    さらに、解熱、ステロイド、その他対症療法として

    多くの薬や高度な治療が行われます。

    もともと身体を守るサイトカインが初期に発動しているのに、

    病態が拡大し、治療が続くと、

    免疫が混乱し暴走する場合があります。

    これをサイトカインスト-ムといいます。サイトカインの嵐です。

    そして免疫の暴走が始まると、もともと基礎疾患のある人は重症化します。

    最悪の場合に死亡すると思われます。

     

    「感染初期の解熱」

    一概には言えませんが、健康な人の場合です。

    健康な場合は、ウイルス感染の仕組みを考えると、

    感染初期に慌てて解熱する必要はないと思われます。

    ウイルスが感染しても全身の細胞に行かない初期に

    身体は発熱で戦っているのです。

    せっかく6時間でウイルスは死滅するので、

    その段階でウイルスを撃退したいところです。

    問題は基礎疾患がある人及び、日常色々な薬を服用している人です。

    その場合初期の発熱でも体にダメ-ジを与える可能性があります。

    医療機関に相談する必要があります。

     

    「解熱剤と重症化」

    感染初期に解熱剤を使うと不利になる論文が沢山あります。

    新型コロナウイルスだけではなく、一般のウイルスも同じです。

    内容は「NPO医薬ビジランスセンタ-の資料」から引用します。

    ◎水痘感染とイブプロフェンの使用

          Choo等5論文集計  

      イブプロフェンを使用すると7倍重症感染症を増やす

    ◎ウイルスや細菌に感染した各種動物にイブプロフェンを使用した場合

          Hamilton等7論文集計

      感染動物の死亡が20倍に増えた

    ◎インフルエンザ感染の動物にNSAIDs解熱剤を使用した場合

      感染動物の死亡率が10倍以上増えた

    ◎アセトアミノフェン(商品名 カロナ-ル)

      水痘の場合 平熱まで下げた時→治療期間の1.1日延長

    ◎アセトアミノフェン

     主に敗血症等の成人重篤患者の内 38.5℃以上が3日以上続いた人

      平熱まで下げた場合   

        38.5℃以下の強力解熱した時 16%死亡

        40℃以上を40度まで下げた緩和解熱 2.6%死

     

    「解熱剤の種類」

    解熱剤にはいろいろな種類がありますが、ステロイド系と非ステロイドがあります。

    非ステロイド系が主力でNSAIDsと言われ、

    バッファリン、ボルタレン、イブプロフェン、アセトアミノフェン(カロナ-ル)が有名です。

    比較的アセトアミノフェン(カロナ-ル)が安全といわれ、小児に推奨されています。

     

    数年前からアメリカでのインフルエンザの死亡数の多さが話題になっていました。

    その理由としては、アメリカはイブプロフェンの使い過ぎと噂されていました。

    今回の新型コロナでもアメリカの死亡数は際立っています。

     

    2020年3月にはフランスの厚生省、英国の保健省、

    そして2020年6月にはWHOのテドリス氏が

    「新型インフルエンザにイブプロフェンをひかえるように、

    アセトアミノフェンをすすめる」とコメントしました。

     

    「基礎疾患と常用している薬」

    基礎疾患のある人は不利といわれます。

    「追加:重症化から死亡へのリスク」項目の重症時の持病と死亡率を見ると、

    基礎疾患とは言えないものまで含まれます。

    肥満、高脂血症、高血圧などです。

    そのせいかそれらの死亡率は少ないようです。

    何でもかんでも基礎疾患といわれますが、

    単に数値の問題で基礎疾患とは言えない場合があります。

    血圧を取り上げます。

    色々な血圧基準値

     ◎1987年 厚生省 140mmHg以上 要指導

              180mmHg以上 要医療

     ◎1990年 厚生省 目標値 60歳代 140~160mmHg

                  70歳代 160~180mmHg

     ◎1999年 国際高血圧学会指針 160mmHg以上 高血圧

                    140~159mmHg 境界域

     ◎2000年 高血圧治療ガイドライン 治療目標 160mmHg

     ◎2014年 人間ドック学会と健康保険組合 147mmHg以上

    ですから、血圧130mg/hg以上を基礎疾患とすることは変なことです。

    このような基準のおかしいところは肥満、高脂血症や血糖値でも見られます。

     

    そこで疑われるのは常用している不必要な薬です。

    薬の中には免疫力を下げるものや

    副作用で感染に不利なものがかなりあります。

    列記します。

     

    「不利と思われる常用される薬」

    ◎タミフルやゾフル-ザ

     感染初期の発熱時にインフルエンザと誤診され処方される可能性

     ウイルス感染の仕組みが異なるので、免疫の働きが阻害される場合がある

    ◎降圧剤

     →「ACE阻害剤」「ARB」

       コロナウイルスを全身に運ぶACE2の関連物質です。

       ACE2が増えるので感染しやすくなる

       逆にACE阻害剤は危険度が低いという論文もあります

     →カルシウム拮抗剤

       重症化する危険度が増える

     →β遮断材

       免疫力抑制の可能性

    ◎血糖降下剤

    ◎コレステロ-ル低下剤

      コレステロ-ル値が低いほど新型コロナウイルスが重症化するという論文もあります

    ◎睡眠剤

    ◎安定剤

    ◎喘息治療剤

      免疫力を下げる

    ◎抗リュ-マチ剤

      免疫力を下げる

    ◎花粉症の薬

      免疫力を下げる

    ◎胃酸抑制剤

      肺炎が報告されている

       PPI-タケプロン、パリエット

       H2ブロッカ-

    その他

     

    つづきを読む

  • 解熱剤のこと

    2020/10/12
    16:25

    次は解熱剤のことです。

    皆さん不安だから熱が出たら

    何とか下げようとします。

    その気持ちは分かりますが、

    先ほど言った様に、

    熱は身体を守っているのですから

    基本的に熱は下げないほうが良いと思います。

    大学病院の小児科、専門の新生児のほうでは、

    親が不安なら解熱剤を出しますが、

    出来ればなるべく使わないように、

    あまり熱を下げないようにと指導しているはずです。

    熱を下げたほうがよっぽどトラブルが多くなるのですね。

    じゃあ出っ放しでいいのか・・・やっぱりいやですよね。

    だから軽く下げて・・・・

    お医者さんによっても違いますが、

    39℃、或いは38.5℃以下には

    下げない方がいいんじゃないでしょうか・・・

    と言っています。

     

    大阪の小児科学会のパンフレットには

    41.7℃までは問題なし、

    脳症の事例はなしとなっています。

    だけど脳症も心配ですね。

    スペイン風邪で死んだり、

    メキシコの風邪で死んだり、

    ベトナムなどの鳥インフルエンザで死んだり・・・・

    一体どんな理由で死んだのか・・・・

    普通の風邪では死なないでしょう。

    じゃあ一体なんで死んだのだろう・・・・

    多くの研究者は

    死亡原因は解熱剤ではないかと疑っています。

    厚生省もその研究に入っています。

    これは前から疑われていたことです。

    その仕組みをお話します。

    さっき微生物に感染すると

    身体は臨戦態勢、戦う態勢をとるとお話しました。

    感染を感知したら、

    身体のほうが脳神経ですが、態勢をとります。

    その態勢というのはサイトカインといいます。

    何種類もあってその総称です。

    インタ-フェロンとかインタ-ロイキン、

    腫瘍壊死因子とか、そのようなサイトカインが

    戦う準備をします。

    その準備が整うのに時間がかかるので、

    時間稼ぎで発熱をするのです。

    その時に薬で発熱を抑えると、

    微生物が安心して一気に増えてしまいます。

    身体のほうも熱が上がっていないから、

    焦ってもっとサイトカインを出して

    微生物を押さえ込もうします。

    それでも熱が上がらなければ

    さらにサイトカインがでます。

    サイトカインスト-ムといいます。

    サイトカインの嵐です。

    するとそのサイトカインが

    微生物を攻撃するだけではなく

    自分の身体も攻撃するようになります。

    腎臓を攻撃すれば腎出血するし、

    脳を攻撃すれば脳症を起こすのだろう

    ということが近年言われています。

    脳症を起こした患者の脳には

    インフルエンザウイルスはいっていません。

    途中の血液脳関門でブロックされているからです。

     

    オ-ストラリアのReyeさんと言うお医者さんが

    1963年に脳症を伴う多臓器不全の報告をしました。

    いわゆるライ症候群です。

    1975年にそのライ症候群を調べたところ、

    死んだ子供の95%がアスピリンを

    使っていることが分かりました。

    アスピリンは昔からある有名な薬ですね。

    そこで日本の厚生省でも

    ライ症候群の研究が行われて

    アスピリンが中止になりました。

    それから若干子供の死亡、突然死は減りました。

    でも完全に減らない

    ではもっと他の原因があるのではないか・・・

    と言うことになって。

    一番疑いがもたれたのは

    アスピリン以外の解熱剤です。

    ボルタレンやポンタ-ルと言った

    非ステロイド系の鎮痛解熱剤です。

    厚生省の「インフルエンザ脳炎・脳症研究班」で

    非ステロイド系の解熱剤使用の死亡率が

    14倍になることが分かり、

    2000年に中止になりました。

    それで小児の専門医では

    アセトアミノフェン以外の解熱剤が

    基本的に中止になったのです。

    今子供にはアセトアミノフェン、

    商品名ではカロナ-ルとか色々あります。

    バッファリンでは小児用バッファリンが

    アセトアミノフェンです。

    アセトアミノフェンだけが安全だと言われています。

    なぜ安全なのかと言うと、あまり効かないからです。

    大体1℃くらいしか下がらないから安全なのです。

     

    それ以外は子どものインフルエンザには禁止されています。

     

    まず解熱剤そしてタミフル・・・これには要注意

    あまりの高熱には使ったほうが

    良い場合もあると思いますが・・・・。

     

    たまにインフルエンザの死亡のニュ-スがでますが、

    個別に調べると非ステロイド性の

    解熱剤を使用してタミフルも

    使っているように思えます。

    たとえ解熱剤の副作用でも

    統計的にはインフルエンザの死亡になります。

    必要があるときはやはり必要ですし、

    40℃以上の場合は他の病気も疑ったほうが良いと思います。

    もし使うならいったん熱が上がってから、

    つまりからだが体制をとる準備を

    はじめてから使ったほうが良いと思います。

    テレビの早めのパブロンこれは

    かえって良くないのではないでしょうか・・・・

    子供がインフルエンザになったときに

    小児科に行けばよいのですが、

    一般の診療所に行きます。

    大人の診療所ではカロナ-ルはないでしょう。

    でもお母さんは熱を下げてって言うわけですから、

    普通の解熱剤と使ってしまいます。

    とても危険だと思います。

     

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