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キーワード「遺伝情報」を含む投稿一覧

  • 細菌とウイルス

    2020/10/12
    15:45

    さて細菌とウイルスですが、相当違います。

    御存知かもしれませんが、

    細菌は100分のミリくらいの大きさです。

    ウイルスはさらに小さくてその100分の1位、

    10000分の1ミリくらいの大きさです。

     

    多きさ以外で細菌とウイルスの違いは、

    細菌は栄養と温度が適正だと

    ドンドン増えていきます。

    つまり自分で増殖する能力を持っています。

    製造工場を自分で持っているわけです。

    ですから2個4個8個と増えます

    それに引き換えウイルスは遺伝子の中に

    自分の設計だけを持っているだけで、

    工場を持っていないので

    増殖することが出来ません。

    ではどうやって増えるのかと言うと、

    ウイルスを図で書くと先ほどの

    模式図のように色々な突起が出ています。

    そこのHAから消化酵素を出して

    人間の細胞の膜を溶かして中に進入します。

    これが感染です。

    中に入っただけで増殖までは出来ません。

    そこで細胞の中の製造工場、

    これは私たちのすべての細胞の

    遺伝子にありますので、

    そこにスポッと自分の遺伝情報をはめ込みます。

    そして自分の遺伝情報を

    私たちの遺伝子を利用して増殖するのです。

    つまり図面だけもって他人の工場に

    そっと忍び込んでそこの機械を

    無断借用して部品を作るのと同じです。

    ずるいようですが、

    ウイルスは小さすぎて

    自分の工場をもてないのですから、

    子孫を残すためには仕方がないのかもしれません。

    細菌のように2個4個8個といった

    倍々の増殖ではなく、工

    場を利用して大量生産するのですから

    一気に増えるのです。

    大量生産すると細胞の中は

    ウイルスで一杯になります。

    ウイルスで一杯になった細胞は

    ウイルスと戦うためには自ら死んで、

    自死ですね、自殺してウイルスごと破壊します。

    この老廃物は痰として排出されたり、

    体内でリンパで処理をします。

    ウイルスとしてはさらに

    子孫を残したいですから

    一杯になった細胞から飛び出して

    隣の細胞に進入し又そこで増殖します。

    この繰り返しが感染の拡大です。

     

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  • 内部被爆

    2020/06/19
    14:59

    さて問題は内部被爆です。

    身体の中に入った放射性物質を遮蔽する事は出来ません。

    確かに体内では飛行距離は短くなります。

    私達の細胞の大きさは平均10ミクロン(1/100ミリ)くらいです。

    アルファ線の体内での飛行距離は40ミクロンですから、消滅するまでに細胞を4個通過することになります。

    4個通過するときに持っているエネルギ-を全て細胞に与えるのですから大変危険な事が分かると思います。

    前の方の表にある強烈なエネルギ-の放射線が通過するという事です。

    その影響で遺伝子に異常が起き、将来のガンに結びつくのです。

    放射線は飛びながらエネルギ-を放出し、放出が終わると失速します。

    飛行距離で説明すると、同じエネルギ-でも飛行距離が短いほど強烈になります。

    理由は飛び終わるということは全エネルギ-を放出する事ですから、

    飛行距離が短いと一気に放出し、長いとチビチビ放出するからです。

    私たちの身体の中では特定の放射性物質が入り込みやすい部位があります。

    もし体内で多く取り込む場所が決まっているなら、先に安定している元素でその場所を一杯にしておけば

    後から来た放射性元素が入り込まないで排泄されるだろうとする考えがあります。

    例えばヨウ素です。ヨウ素は私達の甲状腺に多く集まります。

    そのため原発や原爆の事故があった場合、いち早く安定ヨウ素を飲んで甲状腺を先に一杯にしておこうというのがその考えです。

    政府では今後の原発事故に備えて近隣住民にヨウ素製剤を配布しようと検討しています。

    但しこれは今後とも原発を続行することが前提です。

    また放射性ヨウ素から発生する甲状腺がんに対する予防処置なので他の放射性元素には意味がありません。

    この考えでいくとストロンチウムは骨に集まりやすいので

    先に似ている性質のカルシウムを多く摂取したほうが安全かもしれません。

    またセシウムの場合は似ている性質のナトリウムやカリウムを多く摂ればよいという考えもあります。

    注:福島の米でのセシウム汚染の調査で、

      栄養状態の良い土壌でとれた米と悪い土壌でとれた米では、 悪い土壌の方がセシウム汚染が多いようです。

      恐らく植物の栄養に欠かせないナトリウムやカリウムが多ければ(良い土壌)必要以上のセシウムは吸収せず、

      足りなければセシウムを吸収するものと思われます。

     人間もそうかもしれません。

     

    また、放射性物質は身体に入ってもどんどん身体から便、尿、汗などで排泄されます。

    半分が排泄されるまでの時間を生物学的半減期と言います。

    我慢しないでどんどん排泄したほうが良いと思われます。

    食物繊維を多く含んだ食品も排泄を早めると言われています。

    また微生物に取り込ませて排泄を促進するとよいとも言われています。

    微生物を利用した発酵食品(味噌・ヨ-グルト・・・)などです。

     

    体内での生物学的半減期と放射性元素が溜まりやすい場所の例をいくつか書いて見ます。

    放射元素名

    生物学的半減期

    溜まりやすいところ

    ストロンチウム

    50年

    骨

    テルル

    13.7年

    骨

    ヨウ素

    80日

    甲状腺

    セシウム

    110日

    筋肉・全身

    ラドン

    希ガスとして速やかに排泄

    ラジウム

    数日

    骨

    ウラン

    20~50年

    骨・肝臓・生殖腺

    プルトニウム

    20~50年

    肺・骨・肝臓・生殖腺

    放射性元素が体内にどれだけ留まるかと言うことは、物理学的半減期と生物学的半減期を加算して実効半減期として計算する事となりますが、

    体内に留まる限り放射線を出し続け内部被爆をしますので危険であることは間違いありません。

     

    よく小さい子どもは特に注意する・・・・と言われます。

    遺伝子・染色体のところでも述べたことを少し繰り返します。

    精子(父親から)と卵子(母親から)が一緒になって受精が行なわれますが、

    その時の全ての遺伝情報が新しい命の基本の情報(設計図)になります。

    その1個の細胞が分裂しどんどん数を増やしていきます。

    胎児になり出産して新生児になります。

    そして子どもから大人になります。

    私たちの細胞は約60兆個とも言われますが、そのどの細胞を見ても内容つまり遺伝情報は全て同じです。

    一番最初の受精した細胞と同じなのです。

    受精卵が細胞分裂して増えるのですから同じになるのです。

    勿論トラブルがなければの話です。

    もし放射線を浴びて遺伝子に損傷がおきれば、次の細胞分裂から損傷がそのまま遺伝されます。

    それがガンを始めとしたありとあらゆる病気になる仕組みです。

    ですから小さい子ども或いは卵子、精子ほど放射線には注意する必要があります。

    細胞分裂の少なくなった20歳以上特に中高年はあまり心配する必要はないと思われます。

    もし放射線で損傷を受けても分裂は少ないし発ガンの前に寿命で死ぬと思われるからです。

    福島の事故では植物(自然も野菜も)や動物にも異常が多く出始めているといわれます。

    外部被爆、内部被爆の両方が考えられますが、私達が摂取する食事や水には多くの注意が必要です。

    このことは後の方で放射線に関する基準のところで詳しく述べます。

    ただし自然放射線に対しては防御がありません。

     

     

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  • 染色体・遺伝子への影響

    2020/06/19
    11:43

    放射線の遺伝子に与える影響は身体の細胞を放射線が通過したときの影響ですから、外部被曝、内部被爆に関わらず共通です。

    そのために後で説明しますが、外部被曝や内部被爆の説明の時にも参考にして下さい。

     

    全ての生物の遺伝情報は染色体に入っています。

    一概に異常とは言えませんが染色体に変化が起きることがあります。

    生物の進化も変化した染色体が偶然環境に対応できる固体が生き残ったものと言われます。

    その結果人類が出来たと考えれば染色体の変化が必ずしも悪い事だとは限りません。

    現在の私達にとって不都合な染色体の変化を単に異常としているに過ぎないかもしれません。

    ガンがその良い例でしょう。

    染色体異常は多くの原因で起きます。

    断定は出来ませんが放射線の影響が非常に大きいとされています。

     

    「遺伝子は全く同じで複製される」

    受精して出来た最初の遺伝子は分裂を繰り返しながら増えてきます。

    つまり赤ちゃんから大人になるのです。

    最初の受精卵の遺伝情報がそのまま複製されますから、放射線で損傷を受けるとそれがそのままどんどん複製されて増えてきます。

    ですから子ども特に新生児の被爆には気をつけなければなりません。

    卵子や精子が被爆するのはもっと危険である事は当然です。

     

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