ヘッダーグローバルナビゲーション

おしえて!ゲンさん!

  • トップページ
  • お知らせ
  • このサイトについて
  • ご利用規約
  • サイトマップ
  • ホーム
  • キーワード「集団免疫」を含む投稿一覧

キーワード「集団免疫」を含む投稿一覧

  • 新型コロナウイルスと免疫 5

    2021/01/27
    9:47

    「初めての感染」

    自然免疫を突破して

    自分以外の微生物(蛋白質・抗原と呼ぶ)が体内に入ると、

    初めての為ある程度時間をかけて微生物を認識し、

    中和したり破壊したりします。

    その過程で身体の免疫の働きが変化し

    2度目の侵入に備えるように記憶を残します。

    それには数日間時間がかかる場合があるので、

    その間時間稼ぎで身体は発熱して微生物の活動を鈍らせます。

    そして新規の侵入と戦って免疫力が勝つと、

    微生物は死滅し、熱は下がり、免疫の記憶が残ります。

     

    ◎その時に働く身体の組織    

     →造血幹細胞      

      リンパ球系幹細胞        

      B細胞  抗体産生細胞        

      T細胞  細胞障害性T細胞  ヘルパ-T細胞 インタ-フェロン

      インタ-ロイキンを作る

      NK細胞      

     →骨髄球系幹細胞        

      マクロファ-ジ 異物を食べる        

      顆粒球  好中球(異物識別をする) 好酸球 好塩基球

     

    「二次免疫・2度目以降の感染」

    最初に侵入した微生物(抗原)を認識した身体は、

    2度目以降の侵入に備えて抗体を作ります。 

    抗体は特定の微生物(抗原)専門の特殊部隊のようなものです。 

    同じ微生物が2度目に侵入した時は

    即座に専門部隊が出動し、免疫反応として対処できます。 

    これが良く聞く抗原抗体反応です。 

    この記憶は一生涯持続します。 

    自然界に100万種類以上あると言われる抗原に備える事が出来ますが、

    備えるためには一度感染して記憶する必要があります。 

    そして記憶された量が免疫力となるのです。 

    身体に記憶させないで免疫力だけを付けようとするのが

    予防接種(ワクチン)ですが、

    感染で身体がきちんと記憶しているわけではないので

    効果は長続きしません。 

    これらから考えるとよく言われる「どうしたら免疫力を高めるか?」の答は

    「感染を繰り返して記憶の量を増やすこと以外にない」ことが分かります。

     

    「集団免疫」

    時々集団免疫という言葉が聞かれます。 

    これは今まで説明した個人的な免疫とは違って、

    感染が拡大した後に集団的に免疫が働くのではないかという考えです。 

    具体的に説明すると、

    今回の新型コロナウイルスの場合感染者の内死亡者はかなり少ないと予想されます。

    2021年1月26日23時55分集計で累計感染者は

    クル-ズ船を除いて372,413人です。 

    その中で死亡者は5,297人です。

    死亡率は約1.42%です。 

    検査で感染が確定した人でも98%以上の人は回復することになります。 

    感染しても症状のない人、症状があっても軽い人、

    発病しても病院に行かない人は

    圧倒的に多いと思われるので、更に死亡率は下がるはずです。 

    そうすると、感染が急速に拡大した後、

    98%以上の回復者が抗体を持って町の中に溢れます。 

    その結果、ウイルスは抗体保持者に囲まれて

    新規感染することが出来ません。 

    また、感染者が中に存在しても抗体保持者の中で

    感染を広げる事が出来なくなります。

    これが集団免疫の仕組みです。 

    人類の歴史上これが繰り返されてきたものと思われます。 

    そうでなければ人類はとっくに滅亡していることでしょう。 

    但し、急速な感染拡大には死亡者が伴います。

     

    次に現在流行している新型コロナウイルスについて書きます。

     

    「コロナウイルスの大きさ」

    コロナウイルスの大きさは、20~220nm(ナノメ-トル)と言われます。

    他の物質の大きさと比べてみますが、まず大きさの単位です。

     1メートル(1m)の1000分の1 →   1ミリメ-トル(1mm) 1メートルの1000分の1

     1ミリメ-トル(1mm)の1000分の1 → 1マイクロメ-トル(1μm)1メートルの100万分の1

     1マイクロメ-トル(1μm)の1000分の1 →  1ナノメ-トル(1nm) 1メートルの10億分の1

     1ナノメ-トル(1nm)の1000分の1  → 1ピコメ-トル(1pm)1メートルの1兆分の1    

    つまりメートル基準で見るとコロナウイルスは1メートルの10億分の20~220の寸法しかないのです。

    他の物質と比較してみます。

     

    「他の物質との比較」  

    名称μm(マイクロメ-トル)nm(ナノメ-トル)
    湿った霧10~50 
    花粉10~50 
    人の細胞9~25 
    PM2.52.5 
    大腸菌1~2 
    煙草の煙0.01~1.010~1000
    コロナウイルス0.02~0.2220~220
    大きいウイルス0.02~0.820~800
    肝炎ウイルス0.03636
    ノロウイルス0.035~0.0435~40
    匂いの粒子0.001~0.0201~20

    注:匂いの粒子の大きさを考えた場合、

      マスクをして柔軟剤等の匂いが分かるという事は

      ウイルスも通過する可能性があるという事です。

     

     

    つづきを読む

メインローカルナビゲーション

  • 原子力発電
    と放射線

  • 戦争・歴史

  • 健康

原子力発電と放射線

  • 原子力政策の始まりから
  • 元素とその変化
  • 放射線の危険性
  • 放射線被曝
  • 規準と用語
  • 福島の事故
  • 事故による健康被害
  • 指摘されていた危険性
  • チェルノブイリ事故について
  • 日本の原子力発電
  • 原発を始めた理由の検証
  • 原発の安全基準
  • 原発をめぐる法律
  • 経済効果と国民負担
  • 再生可能エネルギ-とPPS
  • 核燃料サイクル
  • その他
  • 最後に

戦争・歴史

  • 日本の細菌戦
  • 講演録:南京事件の真実は?
  • 報道の質
  • 朝日新聞の訂正記事と吉田清治証言
  • 日本国憲法の成立
  • 阿片政策
  • 沖縄戦
  • 三光作戦
  • 尖閣諸島
  • 大東亜共栄圏
  • 中国人強制連行
  • 日本の毒ガス戦
  • 防疫給水部(細菌戦部隊)
  • 軍による性暴力
  • 南京事件

健康

  • 健康食品と肝臓障害
  • 講演録:免疫と蛋白質~コラ-ゲン美容まで
  • 講演録 インフルエンザ
  • 講演録 最新デ-タ-から見る高血圧
  • 高齢者の薬と副作用
  • コレステロ-ルを含む食品の摂取制限
  • 自律神経と薬の作用
  • 副作用のある薬
  • 新型コロナウイルスと免疫
  • 食品や生活用品への警告や摘発
  • PM2.5
  • メタボ検診
  • 暮らしと健康アラカルト

キーワード

  • 歴史の教訓
  • サンフランシスコ条約
  • 河野談話
  • 陸軍刑法
  • 金原節三
  • 強姦
  • 軍需物資
  • 李秀梅
  • スマラン裁判
  • 国家無答責
  • 謝罪
  • 従軍慰安婦
  • NHK
  • 南京
  • 国際条約
  • 金学順
  • 挺身隊問題
  • 復命書
  • 誘出し
  • 夜襲
  • PX作戦
  • 米国本土に対する細菌攻撃
  • 小暮泰用
  • 沖縄や小笠原に細菌攻撃
  • 体当たり機
  • 竹内徳治
  • 償い金
  • 人質掠奪拉致
  • 米軍用慰安所
  • 抗体保有者
  • 阿片
  • 燃料棒のトラブル
  • 性奴隷
  • 人権侵害
  • 吉見義明
  • 恒久平和議員連盟
  • 国会図書館法
  • ILO
  • リンダ・チャベス
  • クマラスワミ
  • マクドゥ-ガル
  • 慰安所
  • 性病
  • UNTAC
  • 労務管理

フッターグローバルナビゲーション

© おしえて!ゲンさん! 〜分かると楽しい、分かると恐い〜