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キーワード「ホメオシタシス」を含む投稿一覧

  • 薬の有害事象の考え

    2020/10/16
    16:34

    一般に薬の副作用といいますが、

    副作用とは当初の目的以外にも

    作用する場合があるということでしょう。

    しかし副作用だからと言って

    悪いことばかりとは限りません。

    解熱や炎症に効果がある

    「アスピリン」の副作用は「血液サラサラ」ですし、

    ダイナマイト原料のニトログリセリンから出来た

    心臓病薬「ニトロ」も副作用の利用でしょう。

    抗生物質は「カビ」から出来、

    抗菌剤のサルファ剤は染料から出来ました。

    そのため副作用という言い方ではなく、

    「薬による有害事象」と呼んだ方が良いかもしれません。

    どのような有害な反面があるか整理してみます。

    ただし、病気の治療には薬は必要です。

    有害事象があるからと言って

    薬を全て拒否することは危険です。

    薬の効果と有害性のバランスを考えて、

    有害作用もあることを

    承知して使う場合も多くあるでしょう。

    問題は

     ◎解熱剤や下痢止めなど、

      念の為といって必要のない薬まで使う。

     ◎効果のない薬まで不用意に使う

      ウイルス感染に抗生物質

      インフルエンザワクチン(色々な意見がありますが)

     ◎効果に疑問がある薬

      ある種のワクチン 

       子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌・・・

      タミフル

     ◎薬以外に他の方法があるのにすぐに薬に頼る。

      食習慣、運動、睡眠、安静

     ◎各種検診の基準が厳しすぎるため薬を使う。

     ◎お医者さんの掛け持ち受診をする為種類が増える

     

    今回は服用の必要、不必要を別にして、

    薬の有害事象に絞って整理します。

    まず、薬を使用したときの身体の反応を考えて見ます。

     

    ◎身体は本来の自分に戻ろうとする。

     私たちの身体は一人ひとり違っています。

     その人なりに体内基準値を持っています。

     ところが検診で決められた正常値を

     超えた場合薬に頼って改善を図ろうとします。

     しかし自分なりの体内基準値があるために薬を使っても

     身体は本来の自分に戻ろうとするので抵抗します。

     あまり薬の効果が出ないのです。

     そのため「高血圧」「糖尿病」「コレステロ-ル」・・・では

     2種類以上の薬が使われることがあります。

     そのための有害事象が増えています。

     この原因の有害事象は、

     基準を変えて生活指導すれば

     薬の使用量は一気に減ります。

      ☆例えば

       血圧(上)  130 mmHg→150 mmHg

       血糖値   HbA1c 6.1%→7.0%

       総コレステロ-ル  225 mg/dl→245 mg/dl

       尿酸値   6.0 mg/dl→8.5 mg/dl

    ◎身体は自ら治そうと努力する

     身体は機械と違って、

     ホメオスタシスといって

     身体に変化があったときには、

     自ら補修して本来の自分に戻ろうとする

     自己保持機能があります。

     感染の時には発熱や免疫反応で

     身体を修復します。

     花粉症などの鼻づまりは

     炎症反応をおこして修復する働きです。

     怪我で出血すれば止血成分が動員されます。

     咳も下痢も嘔吐も不都合な物を

     排除しようとする身体の働きです。

     痛みも自ら治そうとする炎症反応です。

     緊急の時には各種ホルモンが動員されます。

     

    つまり身体が変調をきたした時には、

    身体は自ら治そうとして臨戦態勢に入ります。

    それが 発熱・嘔吐・下痢・痛み・

    鼻づまり・血圧上昇・・・・・です。

    その自らの戦いを抑える薬を使用すると、

    身体は抵抗して臨戦状態に戻ろうとします。

    薬に抵抗しないと身体は守れないからです。

    そのため薬はだんだん効かなくなります。

    さらに強い薬を使うようになり、

    危険な状態になります。

    勿論私たちの戦いが間に合わない場合には

    手助けの意味での薬は必要です。

    最低限必要な抗菌剤(抗生物質)・抗ウイルス剤も必要です。

     

    実際の有害事象には

     ◎薬が思ったほど効果ない

     ◎強く効きすぎるための害

     ◎効果はあるが、目的以外のところにも

      作用する害などがあります。

     

    次回は「効果はあるが、

    目的以外のところにも作用する害」

    について考えてみます。

    色々ありますが、その中でも

    薬の種類や使用が多いのが自律神経関係です。

    そこでまず自律神経に関して考えて見ます。

     

     

     

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