ヘッダーグローバルナビゲーション

おしえて!ゲンさん!

  • トップページ
  • お知らせ
  • このサイトについて
  • ご利用規約
  • サイトマップ
  • ホーム
  • キーワード「IAEA」を含む投稿一覧

キーワード「IAEA」を含む投稿一覧

  • 原子力の平和利用

    2020/06/18
    12:45

    第二次世界大戦後のアメリカではソ連との核兵器開発競争が続けられました。

    いくらアメリカが先行して開発してもすぐソ連が追いつく状態でした。

    そこでアイゼンハワ-大統領は思い切って政策の転換をすることになりました。

    それが核の平和利用でした。

     

    1953年12月8日、国連総会での「アトムズ・フォ-・ピ-ス」演説が始まりです。

    ●演説の要点

     先進4ケ国による核兵器開発競争が世界平和にとって脅威になっている。

     この状況を変えるためにもアメリカは世界各国に原子力の平和利用の促進を呼びかける。

     アメリカはこの線に沿って原子力の平和利用に関する共同研究と開発を各国とともに進めるため必要な援助を提供する用意がある。

     そして、これにはアメリカの民間企業も参加させることにする。

     さらにこのような提案を実現するために国際機関(のちの国際原子力機関:IAEA)を設立することも提案する。

     注:先進4ケ国とはアメリカ・イギリス・フランス・ソ連

     

    演説の中で述べられた「必要な援助を提供する」ことの対象国に選ばれたのは、

    アジアではトルコ・イラン・イラク・インド・パキスタン・フィリピンです。

    現在核兵器の開発でアメリカと揉めている国が多いのですが、アメリカが蒔いた種でしょう。

    戦争でアメリカと戦ったせいでしょうか日本は表立って援助の対象国になりませんでしたが、内々話を向けてきました。

    1953年末からアメリカCIAの心理作戦として日本に情報を流す事が始まりました。

    流される情報の提供は「いかにも作為的に行なわれていると日本人に気付かれないように細心の注意を払って(心理戦局文書による)」されました。

    具体的にはアイゼンハワ-大統領の「アトムズ・フォ-・ピ-ス」に好意的な世論を作り出すことです。

    そのために選ばれたのが正力松太郎の読売新聞です。

    1954年元旦からスタ-トした読売新聞の「ついに太陽をとらえた」は大成功で国民世論を原子力に向かせる事に成功しました。

     注:何故正力や読売なのかと言うと、読売グル-プは正力松太郎の支配力が強いため最も扱いやすいという利点が あったからです。

     

    1954年1月、アメリカ国務省は「原子力発電の経済性」という秘密文書を日本政府に出しました。

      (日本の原子力:日本原子力産業会議)より

    その後電力業界関係者と政治家が中心となり原子力の平和利用を日本に取り入れる準備が進みました。

     

    つづきを読む

メインローカルナビゲーション

  • 原子力発電
    と放射線

  • 戦争・歴史

  • 健康

原子力発電と放射線

  • 原子力政策の始まりから
  • 元素とその変化
  • 放射線の危険性
  • 放射線被曝
  • 規準と用語
  • 福島の事故
  • 事故による健康被害
  • 指摘されていた危険性
  • チェルノブイリ事故について
  • 日本の原子力発電
  • 原発を始めた理由の検証
  • 原発の安全基準
  • 原発をめぐる法律
  • 経済効果と国民負担
  • 再生可能エネルギ-とPPS
  • 核燃料サイクル
  • その他
  • 最後に

戦争・歴史

  • 日本の細菌戦
  • 講演録:南京事件の真実は?
  • 報道の質
  • 朝日新聞の訂正記事と吉田清治証言
  • 日本国憲法の成立
  • 阿片政策
  • 沖縄戦
  • 三光作戦
  • 尖閣諸島
  • 大東亜共栄圏
  • 中国人強制連行
  • 日本の毒ガス戦
  • 防疫給水部(細菌戦部隊)
  • 軍による性暴力
  • 南京事件

健康

  • 健康食品と肝臓障害
  • 講演録:免疫と蛋白質~コラ-ゲン美容まで
  • 講演録 インフルエンザ
  • 講演録 最新デ-タ-から見る高血圧
  • 高齢者の薬と副作用
  • コレステロ-ルを含む食品の摂取制限
  • 自律神経と薬の作用
  • 副作用のある薬
  • 新型コロナウイルスと免疫
  • 食品や生活用品への警告や摘発
  • PM2.5
  • メタボ検診
  • 暮らしと健康アラカルト

キーワード

  • 歴史の教訓
  • サンフランシスコ条約
  • 河野談話
  • 陸軍刑法
  • 金原節三
  • 強姦
  • 軍需物資
  • 李秀梅
  • スマラン裁判
  • 国家無答責
  • 謝罪
  • 従軍慰安婦
  • NHK
  • 南京
  • 国際条約
  • 金学順
  • 挺身隊問題
  • 復命書
  • 誘出し
  • 夜襲
  • PX作戦
  • 米国本土に対する細菌攻撃
  • 小暮泰用
  • 沖縄や小笠原に細菌攻撃
  • 体当たり機
  • 竹内徳治
  • 償い金
  • 人質掠奪拉致
  • 米軍用慰安所
  • 抗体保有者
  • 阿片
  • 燃料棒のトラブル
  • 性奴隷
  • 人権侵害
  • 吉見義明
  • 恒久平和議員連盟
  • 国会図書館法
  • ILO
  • リンダ・チャベス
  • クマラスワミ
  • マクドゥ-ガル
  • 慰安所
  • 性病
  • UNTAC
  • 労務管理

フッターグローバルナビゲーション

© おしえて!ゲンさん! 〜分かると楽しい、分かると恐い〜