メタボ検診

コレステロ-ルを含む食品の摂取制限の撤回
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最終更新日:2015/04/11 10:14

以上を見るとコレステロ-ルは少し高めのほうが安全であることは歴然としています。

食品に含まれるコレステ-ロ-ル、つまり卵、ウニ、イクラ等の制限も必要ないようにも思えます。

アメリカや日本でもやっとその兆候が出始めました。

*アメリカ・食生活ガイドライン諮問委員会「2015年度報告書」 2015年2月19日発表

・・・・これまでのガイドラインでは、コレステロ-ルの摂取は1日300ミリ以内に抑えることを勧告してきた。

2015年版のガイドラインにはこの勧告は盛り込まない

食事によるコレステロ-ルの摂取と血清(血中)コレステロ-ルの間に

特段の因果関係はないことが実証されている。

コレステロ-ルは過剰摂取を懸念すべき栄養素とは見なさない・・・・

*厚生労働省 日本人の食事摂取基準 2015年度版  「目標量の設定」から

・・・・卵の摂取量と動脈硬化性疾患との関連を調べた2013年のメタ・アナリシスでは、

卵の摂取量と冠動脈疾患及び脳卒中罹患との関連は認められていない。

日本人を対象にしたコホ-ト研究のNIPPONN DATA80でも、

卵の摂取量と虚血性心疾患や脳卒中による死亡率との関連はなく

1日に卵を2個以上摂取した群とほとんど摂取しない群との死亡率を比べても有意な佐は認められていない。

卵の摂取量と冠動脈疾患患者との関連を調べたJPHC研究でも、

卵の摂取量と冠動脈罹患との関連は認められていない

また糖尿病患者においても、卵の摂取量と冠動脈疾患罹患との関連は認められておらず

横断的な卵の摂取量と糖尿病有病率との関連も認められていない

・・・・コレステロ-の摂取量は低めに抑えることが好ましいものと考えられるものの

目標量を算定するのに充分な科学的根拠が得られなかったため、目標量の算定は控えた。

ただし、コレステロ-ルは動物性たんぱく質が多く含まれる食品に含まれるため、

コレステロ-ル摂取量を制限するとたんぱく質不足を生じ、

特に高齢者において低栄養を生じる可能性があるので注意が必要である。

注:メタアナリシス meta-analysisi

  複数のランダム化比較試験の結果を統合し、より高い見地から分析すること。

  メタ分析、メタ解析とも言われる。

  コホ-ト研究

  研究対象と対象外の集団とに分けて一定期間追跡、観察する研究

  JPHC研究

  コホ-ト研究の一種で多目的なコホ-ト研究

 

むしろコレステロ-ルを下げる薬による副作用が多発しています。

被害は中高年の女性に多いようです。

閉経期のホルモン変化で自然にコレステロ-ル値が上昇するのを、病気だとして薬を投与するからです。

 

全国の健康保険組合が赤字に苦しんでいる現在、基準を見直して薬代を減らすべきだと思います。

 

 

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