講演録 インフルエンザ

ウイルス感染の仕組み
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最終更新日:2014/11/14 15:38

今年のインフルエンザは最初豚インフルエンザとか言われましたが、

最近ではメキシコの豚は関係ないといわれています。

もともとインフルエンザはいつも豚からなんですが。

 

1970年代にアメリカでインフルエンザワクチンを作って、

ものすごい副作用が出て、ギランバレ-症候群と言いますが、運動神経はやられるし呼吸筋が駄目になると、

そういう症状が出て中止になったのですが、それも豚インフルエンザの対策として出ました。

 

いま怖いと言われるのはスペイン風邪ですね。

何十万人何百万人死んだという、あれも最初は豚インフルエンザです。

で、鳥インフルエンザですが専門家はあれは流行らないと言っています。

遺伝子の構造が全然違うのです。

生物ですから遺伝子の構造が突然変異して変わるにしても何百年単位でしか変わらないのです。

ですからおそらくすぐには変わらないと思います。

先ほどのウイルスの図を見てください。

NAとかHAとかあります。

インフルエンザでもエイズでも同じですけれど、ウイルスの表面はこのように色々な突起と言うか凸凹があります。

ウイルスの表面構造といいます。

感染つまり私たちに侵入するときには、私たちの細胞表面に同じような正反対の凸凹構造が必要です。

よく鍵と鍵穴と言いますが、

ウイルスの表面にある鍵がピタリ入る鍵穴が私たちになければウイルスは進入することが出来ないのです。

インフルエンザの表面構造と正反対のものが人間の呼吸器の粘膜上にあります。

ノロウイルスや腸感染を起こすウイルスの鍵穴は私たちの腸粘膜などの消化管の粘膜にあります。

エイズウイルスに対応する鍵穴はリンパ球にあります。

ですから表面構造がピタリ合ったところから侵入するのです。

 

そして鳥インフルエンザの表面構造がピタリ合うところは人間にはないのです。

ないから人間には感染しないのです。

だけど感染していますよね・・・

それを良く精査すると偶然ですが何万人に一人くらい表面構造が合う鍵穴を持っている人がいることがわかりました。

理由は突然変異なのかもしれませんが、わかりません。

ですからその人には感染します。

しかしその人から家族には感染しません。

例えば私が鍵穴を持っていて感染しても、家族や周辺の人が鍵穴を持っていなければ私からは感染しません。

現在鳥インフルエンザに感染した人から他人への感染はありません。

人から人への感染は一例もありません。

人から人へと感染するためにはウイルスの遺伝子が大幅に変わる必要があります。

それには何百年もの期間が必要だと思われます。

7~8年前ですか、インフルエンザが流行り始めた時にこれは大変だと大騒ぎした人が沢山います。

国も専門家をはじめとしてマスコミもです。

しかしそれ以降流行らないので今信用失墜しています。

流行しなかったじゃないか・・・・と

それ以降その人たちは大人しくいたのですが、そしたら今年新型が流行りましたよね。

そうしたら又息を吹き返した「ほらやっぱりインフルエンザは怖いじゃないか」と言い始めました。

それが今の実状です。

ある人は、これも専門家の一人ですが

「今インフルエンザが流行って誰が喜んでいるかというと、いわゆる専門家でしょう」と言っています。

 

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